※<2018年10月2日:情報更新しました>
こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、『中学受験|チャレンジ校・実力相応校・滑り止め校を併願受験すべき?』というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。
受験校を決めるときに、塾からはおおよそ次の3つの切り口から志望校の検討を推奨されることが多いのではないでしょうか?
・「チャレンジ校」:現時点の偏差値よりも5ポイント程度レベルの高い学校。
・「実力相応校」 :現時点の偏差値とほぼ同水準レベルの学校。
・「すべり止め校」:現時点の偏差値よりも5ポイント程度レベルの低い学校。
※現時点=受験校検討時点。受験本番までの伸びしろは別途考慮。
※出題傾向との相性は考慮外
塾側としては、一人でも多くの子供を合格させてあげたいとの気持ちがある一方で、一つでも多くの合格実績を出すことで塾の宣伝効果に繋げたいという経営的視点もあるのが実情なわけです。
この3つの切り口から受験校を決めることそのものは、一見すると合理的ではあると思う反面、最低3校以上の受験が前提となるこのやり方に対して、私は必ずしもそのとおりにする必要はないと考えています。
その理由は主に2つあります。
1つは、「万一すべり止め校だけにしか合格できなかった場合、その学校に行く意志が本当にあるのかどうか?」ということです。
すべり止め校も行きたい学校の候補の一つで、ただ単に現在の学力内で十分に合格できるレベルという理由なのであれば頷けます。
でも、行きたい学校ではないけど、どこにも受からなかった場合の保険という理由だけなのであれば、わざわざ受験するのではなく、
公立中学への進学という選択肢もあるんじゃないかなあと思うからです。
もちろん、公立中学への進学だけは止ん事なき事情により、どうしても避けたいという理由なのであればその限りではありませんが。
そしてもう1つは、「3校それぞれの入試対策に限られた時間を効果的に捻出できるのかどうか?」ということです。
現時点で志望校対策の仕上がりが順調そのもので、時間もたっぷりあるというのであれば話は別です。
でも、そのような受験生は一握りしかおらず、ほとんどの受験生は時間が足りないと常々感じているはずです。
仮に入試本番までに勉強できる時間が合計N時間だとします。
このN時間を一番行きたい学校から順々に時間を割り当てて対策したとしても、1校あたりにかけられる時間はどうしても限界があります。
それであれば、一番行きたい学校(=第一志望校)への対策に全時間を集中させることの方が、時間対効果の点でも優位性があると私は考えるからです。
我が家の場合、結果的に塾からは前述の3つの切り口での受験を特に勧められませんでした。我が家の場合、何よりも中学受験をする目的や行きたい学校が明確だったことと、過去問対策への時間を分散させるのは得策ではないとの判断から、第一志望校1校に絞り受験をしました。
それぞれの家庭で受験目的や進学先への確たる考えがきっとあるはずだとは思っています。ですが、もしも受験校の選定に一抹の不安と迷いが生じているということであれば、今回の記事を参考にしていただくと良いかもしれません。
最後に要点をまとめますね。併願受験を検討するうえで、チェックしておきたいポイントは2つです。
①滑り止め校であっても入学する意志があるのかどうか?
②すべての学校の過去問対策に時間を捻出できるのかどうか?
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
頑張っていきましょう!
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