こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、
中学受験|学校選びは複数回受験できるかどうかも大切なポイント
というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。
突然ですが、
あなたのお子様の志望する学校では、複数回に渡って
受験できる入試制度が敷かれているでしょうか?
もしも、YESなのであれば、とても合格できるチャンスが
拡がりますのでフル活用することをおすすめします。
いきなり「複数回受験」というワードを出しましたが、
ご存じのない6年生の親御さんも、もしかしたらいるかも
しれませんので、簡単に例を交えながらご紹介します。
複数回受験とは、ある1つの学校の入学試験を、
複数回数に渡って受験できる制度のことを指します。
一部の超難関校を除けば、最近では複数回受験できる
学校が年々増加してきています。
例えば、A中学校では最大全5回もの入学試験を受けられる
チャンスがあるわけです。
2/1 午前
2/2 午前
2/2 午後
2/3 午前
2/4 午前
もちろん、各回での入試問題そのものは異なりますし、
募集人数も総数を按分する関係で枠は少なくはなります。
でも、入試問題は学校のカラーが色濃く反映するため、
各回とも出題傾向にそれほど大きな差異は見られず、
その分、対策を打ちやすいというメリットがあるのです。
ですので、どうしても喉から手が出るほど行きたい学校が
あるのであれば、この“おいしい制度”をフル活用した方が、
合格の可能性はずっと高まるということです。
理由を整理すると次のようになります。
◎受験校を絞ることで、短期間で対策を打てること
◎その学校の入試問題を完全に脳に染み込ませられること
◎一発勝負よりも複数回の方がリスクヘッジになること
対比してみると分かりやすいかもしれませんね。
下の表をご覧ください。
複数校受験 | 1校のみ受験 | |||
1回のみ受験 | 複数回受験 | 1回のみ受験 | 複数回受験 | |
例) | 3校を1回ずつ受験 | 2校を2回ずつ受験 | 1校を1回だけ受験 | 1校を3回受験 |
志望校分析 | 時間対効果:小 | 時間対効果:中 | 時間対効果:大 | 時間対効果:大 |
過去問演習 | 時間対効果:小 | 時間対効果:中 | 時間対効果:大 | 時間対効果:大 |
志望校対策 | 時間対効果:小 | 時間対効果:中 | 時間対効果:大 | 時間対効果:大 |
本番の入試 | リスク:中 | リスク:小 | リスク:大 | リスク:小 |
注)時間対効果:限られた時間の中で費やす時間に対するプラスの効果
注)リスク:内外の様々なマイナス要因
以上のことから、6年生から中学受験を始める場合には、
総合的な知見から次のパターンが合格に近づくうえで
理想的なものと考えています。
「1校のみ受験でかつ複数回受験」 ≧ 「複数校受験でかつ複数回受験」
もしも、「複数校受験でかつ複数回受験」する場合で、
各校の出題傾向に親和性が見られ、過去問演習や志望校対策時に
横断的な取り組みが可能なのであれば、時間的なマイナス要因が
少し解消できるため、検討の余地は十分ありだとは思います。
冒頭の話に戻りますが、
複数回受験が有利かどうか・・という点ついて、
上記視点とは別に、学校によってはボーダーラインぎりぎりの
スコアだった場合に、優遇措置をとってくれる学校もあるようです。
今後行われる学校説明会で、そのあたりを直接確認されると
良いかもしれませんね。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
それでは頑張っていきましょう!!