こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、『中学受験|通勤電車で見かける風景~ママ友との上手な付き合い方~』というテーマでお届けしたいと思います。
中学受験のお子様のいる親御様の悩みの一つがママ友との付き合い方ではないでしょうか?
本記事ではママ友たちとどのように付き合っていけば良いのかということを一つの具体的な事例に基づきご紹介します。
この前の休日、横浜市内のとある駅で、昔同じ職場で働いていた同僚の女性とばったり遭遇したんですよね。
彼女は2年前に3人目の出産を機に会社を退職し、今は専業主婦として子育てに専念していたのですが、長女がちょうど中学受験勉強の真っ只中らしく、某塾の公開模試から帰ってくる娘さんを駅で待っていたようなんですね。
私も友人たちとの待ち合わせ時間までに多少余裕があったので、そのまましばらく立ち話をしていたわけです。
当時、彼女から中学受験をさせようかどうか迷っているといった相談を何回か受けた覚えがありました。その子が今まさに中学受験の勉強を頑張っていて、彼女も小さい子たちの子育てをしつつ、長女の受験を先頭に立ってサポートしていることを伺い知ることができました。
立ち話は30分間ぐらいだったと思いますが、その間、彼女のスマートフォンの通知音を何十回と聞いたかわかりません。
当の彼女はササッととメッセージを返信していましたが、当時職場でカシャカシャとパソコンを叩いていたときを彷彿とさせるその忙しさぶりに、こちらが少し遠慮気味になっちゃいました。
それで、そのお相手というのが、娘さんと同じ塾に通っているママ友のグループLINEからだったようなんですが・・。
ほんの少し内容を聞いただけでも、生々しい会話のオンパレードで、本当に大変なんだなあとつくづく感じちゃいましたね。
「今日の模試、散々だったらしい・・(中略)休み返上で猛勉強させるしかないか・・」
「うちも全然ダメだったらしい・・・(中略)本当やばいです・・・」
「うちの子、中受に向いてないんだよ・・(中略)やめさせちゃおうかな・・」
「時間が足りなかったっていってるし・・(中略)ていうかこの時期に時間が足りないって信じられない・・」
「○○ちゃんはどうだった?(中略)もともと○○ちゃんは出来る子だから羨ましいなあ・・」
「志望校判定どこ書いたの?」
・・・
・・・
・・・
まあ、もともとグループLINEなので、色々な情報をすぐに交換できるツールとしては大変便利ではありますよね。
でも、これから受験本番を迎えるまでの間、よりいっそう喜怒哀楽の感情の浮き沈みが加速していくんだろうなあ・・なんて少し思っちゃったりしました。
お互いがお互いのゴールに向かって切磋琢磨していければいいんでしょうけど、逆に、お互いがお互いの足を引っ張り合い、心にしこりとして残ってしまうような状態になってしまわないかなあとも少し思っちゃいましたね。
私のそんな心配をよそに、当の彼女は次のようなことを私に言ってくれましたよ。
「私はそうならないようにするために、いつも5つのことを意識するようにしています。
1.ネガティブな言動を慎む。
2.それぞれの家庭のことを詮索しない。比較しない。
3.情報をそのまま鵜呑みにせず、必要であれば自分で情報を必ず確かめる。
4.知っている情報で相手が必要であれば出し惜しみしない。但しプライベートな内容は言わない。
5.どんなときでも子供を信じる。
うまくできていないことの方が多いとは思いますが、意識するだけでも行動が全然違ってくるというのを感じられるんです。」
なるほどなあと思いましたね。
でも、少し突っ込んで次ぎのようなことも彼女に尋ねてみました。
「じゃあ、ママ友たちが、ネガティブな発言を繰り返している場合、どのように返信しているの??」って。
彼女は次のようにあっさりと返答しましよ。
「無視します。」
「私のことが嫌で勝手に離れていくのであれば別にそれでも全然構いませんし。」
「だって、仲良しクラブでいることが目的ではなく、子供を希望の中学に入れさせてあげることが目的ですから。」
さすが!って思いましたね。
まあ、こんなような立ち話を彼女としていたら、娘さんが重い足取りでママのところにやってきたわけです。
開口一番、、
「めっちゃ難しかった~」
彼女は一言。
「おいしいもの食べて帰ろう!!」
そんな会話を横目に、二人にお別れの言葉を残し、私はその場を後にすることにしました。
中学受験は、子供が一生に一度しか経験することができないもので、「合格」か「不合格」かの二者択一しかありません。
二者択一しかないのが現実なのですが、だからと言って、イコール「成功」か「失敗」かと言うと、決してそうではないように思います。
なぜなら、中学受験はあくまでも長い人生の一通過点に過ぎないわけですから。
要は、一つの目標に向かって懸命に努力し続ける、この過程に大きな意味があると思うんですよね。
だから、一生に一度しかない中学受験を頑張っている子供を支える親たちも、お互いに子供が合格できるよう切磋琢磨していければいいんじゃないかなあと思いますね。
そして、もしそうならないのであれば、そっと距離を置くようにすれば良いのかもしれません。
その方が、結果的に全体最適になるんだろうと思います。
以前に書いた記事『中学受験|外部からの雑音・雑念に振り回されない唯一の方法』も参考になさってください。
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