こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、『中学受験|小学校の冬休みの宿題と受験勉強の追い込みをどう乗りきるか?』というテーマでお届けしたいと思います。
6年生の冬休みといえば、入試本番前の最後の大型連休でもあり、寸暇を惜しんで受験勉強に専念したいというのが本当のところだと思います。
ところが、そのような気持ちに水を差すかの如く、小学校からは受験しない子供たちと同じく広く平等に冬休みの宿題が出されるわけです。
うーん・・厄介ですよね。
受験生には大目に見てくれないかしら・・
いっそうのこと子供の代わりに私が宿題を片付けちゃおうかしら・・
やらなくていいんじゃない!?
もしかしたら、そのようにお思いになるかもしれませんよね。
そこで、本記事では小学校の冬休みの宿題と中学受験の最終追い込みに対し、どのように向き合ったら良いのかをご紹介したいと思います。
本記事を最後までお読みいただくことで、冬休みまでの間に何を準備しておいたら良いのかということが分かるようになります。
それでは、早速ご覧ください。
まず、小学校からの冬休みの宿題は、受験勉強でいくら多忙とはいえ、絶対にやらなければならないと考えています。
えーーっ、マジっすか!?
反対の見解を期待していたのに・・
そんな声も聞こえてきそうですが、、
私はそう考えています。
その理由は2つあります。
1つは、あくまでも主は小学校だからです。
中学受験をする子供だけを特別扱いするのはやはり違うと思いますし、受験をしない子供と平等であるべきと思います。
もう1つは、子供の将来を見据えたときに、決して良い教育にはなり得ないと思うからです。
学校の宿題をせず、中学受験に専念させるというのを許容してしまうと、この先、子供が成長していく過程においても、同じようなことを繰り返すといった悪しき習慣が身についてしまうかもしれません。
それは、子供にとっても不幸だし、親としても本望ではないと思うんですよね。
では、中学受験勉強の最終追い込みに最大限時間を使えるようにするために、どのようにして冬休みの宿題を対処するのが良いのか?ということを我が家の経験談を一つの事例としてご紹介できればと思います。
ポイントは大きく3つあると考えています。
1.事前に情報収集すること
2.スケジュールを立てること
3.子供と目的意識を共有すること
順に説明していきます。
1.事前の情報収集
冬休みに入る前に、担任の先生にどういう内容で、どれぐらいの規模感の宿題を出される予定であるのかを直接尋ねてみたら良いかもしれません。
もしもそれが難しいようであれば、違うクラスの担任の先生にママ友の協力を得て代わりに尋ねていただく。
それも難しいようであれば、過去年度の宿題の状況を知っているであろう近所の先輩ママ友に聞くというやり方です。
我が家の場合、直接担任の先生から情報を収集し、全体像をおおよそ掴むことができました。これにより、どのぐらいの時間を確保しておかなければならないのかの試算ができました。
これは次のスケジュールを立てるうえでもメリットとなりました。
2.スケジュール
やるべきことは「中学受験勉強」と「小学校の宿題」の2つになります。
中学受験勉強については、志望校の過去問演習を起点とした「課題の潰しこみ」による「得点力アップ」がタスクの中心になるかと思います。
「課題」とは、合格最低点と現在の実力とのギャップを意味していますが、何(科目・単元)を、どういう方法(塾の定期授業・冬期講習・家庭学習)で潰しこむことが得点力アップに繋がり、最終目標である合格最低ラインを突破するのに最善策なのか?
そして、それにかかる時間はおおよそどれぐらいなのかを試算します。
苦手科目や単元に梃子入れし、ボトムアップを目指すのか・・
それとも、得意科目や単元に力を入れ、更なるベースアップを目指すのか・・
これについては下記の記事の「ステップ3」の項が参考になるかもしれませんのでご覧ください。
具体的な作業ボリューム・必要時間の整理ができたら、最優先タスクとしてスケジューリングします。これは大変肝となりますので、塾とも相談しながら親が設計するようにしてください。
なお、事前に小学校の宿題の情報も収集できていれば、この時点で同時にスケジューリングできるので後々ロスが発生しません。
一方、惜しくも事前に情報を収集できない場合には、宿題を行うためのおおよその時間も確保したうえで、スケジュールを立てましょう。
小分けにしてコツコツやるのか、それとも、ある時に一気にガツンとやるかは子供の意向を聞きながら決めれば良いと思います。
参考までに、我が家の場合は冬休みに入る最終登校日とその翌日にすべての宿題を完了させていました。これは子供の性格的に後々まで宿題を引きずりたくないという意思が働いていたからです。
3.子供との目的意識の共有
前述のとおり、「中学受験の勉強」も「小学校の宿題」も両方とも行わなければならないわけですので、子供には温かい労いの言葉をかけ、いつでもサポートするよという共感の姿勢を示しておくと子供も少しはホッとすると思います。
そのうえで、冬休みの達成目標(=ゴール)と取り組みスケジュールを子供としっかり共有することです。
そして、一つひとつの小さな成果を子供とともに適宜確認していけるよう、小区切りでの達成目標(例えば週毎・日毎)を立て、可視化すると効果的です。小さな成功体験が大きな自信にも繋がりますので。
我が家の場合、冬休み期間のみならず、全ての期間において、上記やり方で取り組んできました。
ゴールが遠すぎると長距離マラソンと同じで取り組む意欲もそれなりになってしまいますので、分かりやすい小さな目標をこまめに立ててあげると、やる気が加速し、効果も出やすくなるわけです。
それでは、まとめますね。
中学受験の勉強に専念させてあげたいという気持ちはもちろんよく分かりますし、子供に負担がかかり大変であることも理解しています。でも、だからと言って、小学校の宿題をやらなくてもいいという選択肢はやはりないなあと私は考えます。
子供の心理的、身体的負担を軽くしてあげられるよう、親の献身的なサポートがとても大切になってきます。
そして、最優先事項である中学受験の勉強に最大限の時間を使い、実のある冬休みにするためのポイントは次の3つです。
1.事前に情報収集すること
2.スケジュールを立てること
3.子供と目的意識を共有すること
これをできるだけ早い段階で行っておくことをお勧めします。
冬休みはあっという間にきちゃいます。
学校の冬休みの宿題のこと、冬期講習の受講のことなど考えなければならないイベント毎が何かとあります。
良い形で入試本番を迎えられるよう、受験生活最後の大型連休をうまく親がリードしてあげられたらいいですね。
もうひと踏ん張りです。頑張っていきましょう!!
★☆★☆★☆★好評ご案内☆★☆★☆★☆
中学受験で抱える悩みを55個にまとめたレポートを無料プレゼント中!ダウンロードお待ちしてます!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓