中学受験|塾への不信感・・続けるべきか?転塾するべきか?

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こんにちは!那須です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、中学受験|塾への不信感・・続けるべきか?転塾するべきか?というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。

 

突然ですが、あなたは子どもが通っている塾、或いは家庭教師に満足していますか?

もしも、特に不自由はなく、むしろ満足しており、信頼できているということであれば、環境にとても恵まれていると思いますので、このまま良好な関係を保ちながら最後まで是非頑張っていただきたいですね。

 

一方で、もしも次のような不満を抱えているようであれば、これからご紹介する記事があなたにとっての有効な解決策になるのではないかと考えています。どうぞ最後まで読み進めてみてください。

 

・成績が伸び悩んでいる

・学力に合ったきめ細かな指導をしてくれない

・志望校対策のフォローをしてくれない

・やる気を引き出してくれない

 

他にもまだあるかもしれません。

 

ひとつ、はっきりしていることがあります。
それは、このままの状態がいつまでも続いてしまうと、決して良い結果にはならないということです。

 

では、どうすればよいのか??
ということになりますよね。

 

まずは、これらの不満の本質的な要因を深ることから始めます。

 

で、ここで立ち止まって客観視して欲しいことがあります。それは、不満の矛先を塾や家庭教師に向けるその前に、子どもを含め家庭内にその多くの原因が内在していないかということを冷静にチェックしておく必要があるんですね。

 

例えば次のような視点からチェックしてみるとよいかもしれません。

 

・学習課題に対し、塾と情報を共有できているだろうか?

・困っていることや悩みを塾に相談しているだろうか?

・子どもを塾任せにしていないだろうか?

・家庭でもフォローできているだろうか?

・塾の方針どおりに学習できているだろうか?

 

いかがだったでしょうか?

 

もしも、自信を持ってできていると言えるのであれば、塾や家庭教師に問題の要因があるのかもしれません。ここで初めて解決に向けた具体的な行動を開始します。

 

<解決方法>

①塾に相談

まずは塾にこれらの悩みを相談し、解決してもらえそうかを見極め、このままお世話になるべきなのか、それとも別の環境に委ねるべきなのかを判断します。

 

相談方法としては面談がベストです。電話なりメールなりも手段としてはもちろんありますが、表情を見ながら直接話をすることで、その本気度を肌で感じとることができるからです。

 

面談時には、いつまでに・なにを・どのようにして解決してくれるのかを明確にするよう意識しながら話を進めましょう。

 

面談終了後には備忘録のメールを塾に送った方がいいですね。お互いの認識相違をなくし合意形成を図るためです。

 

②進退を検討

コミットメントしたことが確実に実行され、効果が出ているかをこまめに確認します。

 

効果が出ておらず、このまま解決が望めないと判断される場合には、新たな環境へと変える方向に舵を切った方が良いと思います。ほとんどの場合、塾や家庭教師に頼らず家庭内だけで受験勉強を続けることは困難だと思われます。したがい、個別指導塾または家庭教師にお世話になることをお薦めします。

 

なぜ、集団塾は検討しないのか?と思われるかもしれませんが、限られた時間軸の中で、子どもひとり一人の習熟度や学習課題に見合ったきめ細かな指導を望むのであれば、個別指導塾や家庭教師の方が勝るからです。

 

③面談および体験授業

新たな候補が見つかったら、塾長または家庭教師と現状課題を共有し、解決していただけそうかを判断します。併せて体験授業を受け、子どもとの相性も確認します。

 

④最終決定

以上の工程を経たうえで、今の環境のままでいる方が良いのか、それとも新たな環境に変える方が良いのかの最終決定をします。

 

以上が解決のプロセスです。

 

塾や家庭教師を変えることに不安を持つ気持ちは当然あると思います。後段でもお話しますが、実は我が家もそうでした。

 

でも、現状のままでの解決が望めないのであれば、選択肢はそれしかないはずです。決してネガティブに捉える必要はなく、むしろ物事が好転できるチャンスとポジティブに捉えるべきだと私は思います。

 

目的は志望校に合格することであり、塾や家庭教師は学力を上げるための手段に過ぎないわけですから。何も遠慮する必要はありません。

 

不適切な表現かもしれませんが、道具の使い勝手が良くないのであれば、使いやすい道具に切り替えるというのは、当たり前のことではないでしょうか?

 

転塾する場合の不安要素は色々とあるかもしれません。

 

学習環境の変化に適合できるのか?

指導方法はしっかりしているのか?

本当に成績を上げていただけるのか?

やる気を引き出していただけるのか?

時期やタイミングが遅くはないのか?

 

ここで、参考となる実例をご紹介しましょう。

 

我が家の場合、12月から受験直前期までの2ヶ月近くの間、メインの個別指導塾に加え、別の個別指導塾にも並行して通うことにしました。

 

目的は特定科目の特定単元だけを重点的に強化させることでした。過去問の合格最低点をクリアさせるためにはどうしても今以上のボトムアップが必要不可欠だと判断したからです。

 

メインの塾での指導だけではいささか不安を感じていたため、急ぎ直ぐ近くにあった別の個別指導塾(大手集団塾の系列)に私自ら足を運び、レポートにまとめ上げた重点課題の一つひとつを基に、塾長に解決できそうかどうかを相談させていただきました。

 

ひととおりカリキュラムや指導方法をヒアリングし、体験入塾を通じて子どもも私も相応の手応えを感じることができたため、当日中に入塾することを即断即決したのです。

 

結果として、課題はすべて解決でき、想定以上の成果を上げることができました。

 

最初は多少の不安もありましたが、思い切って行動して良かったとつくづくそう思いましたね。

 

たまたま上手くはまっただけでは?

 

もしかしたら、そう思われるかもしれません。

 

でも、前述の手順を踏みさえすれば、現状よりも好転できると私は考えています。

 

塾や家庭教師に不信感が生じてしまった場合、いつまでも長引かせないことがとても大切です。このようなネガティブな気持ちは、問題点を明らかにし、さっさと解消させてしまうことが賢い選択だと私はそう思います。

 

なぜなら、入試までの残された時間は刻一刻と過ぎ去ってしまうからです。手を拱いている時間ほどもったいないものはありません。

 

時間は待ってくれませんので、前述のとおり、問題点を明確にし、その問題が発生している原因を突き止め、現状よりもプラスに作用するようすぐに行動に移すことです。

 

そして、もしも塾や家庭教師にその根本的な原因があるのであれば、迷うことなく環境を変えるということをあらためてお勧めします。

 

でも、これがなかなかできないんですよね。

 

頭ではそう分かっていても、結局は今ある環境に安住し、なかなか環境を変えることができないんですよね。根拠のない見えないリスクのことばかりを不安視してしまう。

 

それは、とてももったいないことだと思います。

 

このままアクションを起こさなければ、現状は何一つ変わらず、日々不安とストレスばかりが増幅してしまうだけです。
机上でいくらあーだこーだと迷っていても一向に埒があかないことが多いので、とにかく1分1秒でも時間を無駄にしないよう、行動に移られた方が良いと私は思います。

 

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