※<2018年10月23日:情報更新しました>
こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、『中学受験|志望校の過去問で解けない・できないの壁を越える方法』というテーマでお役に立つ情報をご紹介したいと思います。
前回の記事(中学受験|過去問対策で検討しておきたい「選択と集中」の戦略)では、入試本番までのタイトなスケジュールの中で、効率良く効果的に過去問を演習し、合格最低点以上のスコアを安定的にクリアできるようにするためには、受験校の数を絞り全てのリソースを特定の学校に集中させるというのも重要な戦略の一つであることをご紹介させていただきました。
実際、我が家の場合、もともと志望校を複数校考えていました。
でも、各校の過去問を深く分析してみたところ、その出題傾向、出題形式にバラつきがあることを再認識しました。
そのため、学校毎に分散して対策を打つよりも、子供が一番行きたい1校にリソースを集中させた方が合格の可能性が高まると判断し、その1校だけの過去問演習を行うよう決断したのです。
このプロセスにおいては、もちろん子供とも塾とも密接に擦り合わせを行い、完全にベクトルを一致させたことは言うまでもありません。
過去問に初めて取り組んだのは、11月最初の日曜日のことです。
入試当日の試験開始時間に合わせて実施しました。
入試本番を意識して、試験や休憩の合図を親が行い、子供は腕時計と鉛筆、消しゴムだけを机に置く、まさに本番と同じようなシチュエーションです。
コピーした過去問を子供に配り、国語、算数、社会、理科の順番で試験を行いました。
これも入試当日の試験の順番と同一です。
このように、我が家では入試本番と同条件・同環境を身体に徹底的に染み付かせることを重視し、過去問演習を全科目通しで行うことにしました。
結果はと言えば・・
その時点でのベストは尽くしたものの想定以上に散々な結果を叩きつけられましたね。
その年度の合格最低点よりも35%、得点では138点も下回る結果だったのです。
初めての実施だったということもあり、試験への不慣れな部分(時間配分や解答順番)も多少ありましたし、気負いもあったとは思います。
でも、最大の要因は志望校が求めている学力に辿り着いていないことでした。
それを自覚し一番悔しがっていたのは、もちろん子供本人でしたね。
ここで、
落胆し手を止めてしまうのか・・
それとも、
課題認識できたことを素直にポジティブに受け止めるのか・・
この思考・行動の違いは、のちのち大変大きな差に繋がります。
採点後の結果を見て、子供は一時的に落胆の表情を見せてはいましたが、その後すぐの復習を通じて、気持ちに火がついたのは良かった点です。
初めて志望校の過去問を実施したことで、大きな大きな目標が立ち、課題が明確になったわけです。
合格最低点とのスコア差(138点)を埋めるために、入試本番までの残り期間をどのように取り組むべきなのか・・・
まだ1回しか過去問を実施してはいませんでしたが、顕在化した課題をもとに、すぐに塾とも戦略の擦り合わせを行いました。
志望校の過去問に初めて挑んだときは、何かと“結果”にばかり関心が行きがちです。
もちろんそれはそれで合否に直結する重要なファクターのため、関心を持たなければならないのは間違いではありません。
でも、過去問演習を開始して間もない頃は、合格最低点とのギャップ(=課題)を正確に把握することの方がもっともっと重要なことです。
そして、この課題に対しどういう戦略を立てて克服していくべきかを、塾とも密に連携し、実行することに時間をかけるべきです。
これをしっかりと繰り返し行っていくことで、解けない・できないという壁は徐々に解消されていき、必ず合格最低点を突破する実力が身につきます。
入試本番までまったなしで刻一刻と時間は過ぎていきますので、決して悠長なことは言ってられませんが、このプロセスは親の役割として、とても重要なことですので是非心に留めておいていただきたいことです。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
頑張っていきましょう!
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