こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、『中学受験をする理由や目的を明確に持っていることの強み』というテーマでお届けしたいと思います。
当時息子が通っていた地元横浜のラグビースクールでは、
同学年の子どもたち40名のうち、実に半数近くが私立中学を目指し、
4年生頃から塾に通っていることを父兄との会話から知りました。
神奈川県下では1位、2位を争う強豪スクールとして有名で、
毎週日曜日3時間、くたくたになるほど激しい練習を行っていました。
練習終了後、すぐに着替えて、そのまま塾に向かう中学受験組の姿を
よく目にしていました。
実は、このラグビースクールからは、毎年多くの子どもたちが
有名私立中学を志望し進学していることをコーチから聞きました。
同学年の子どもたちだけが特別だったわけではないんですね。
その有名私立中学の名前を聞いて、驚いたことを今でも覚えています。
御三家、早慶明、
花園常連校の国学院久我山、桐蔭学園、本郷・・・。
では、なぜ、毎年これほどまで多くの子どもたちが私立中学を
目指そうとしているのか??
その志望動機・理由・目的が明確であることに感心しました。
「大好きなラグビーのできる中学に進学し、
花園を目指して6年間思いっきりプレイしたい。
だから勉強も頑張っているんだ。」と。
もちろん、最初のきっかけは、
親からのアドバイスもあったんだとは思います。
地元横浜の公立中学には、
部活にラグビーがある学校はほとんどなく、
中学に行ってもラグビーを続けるためには、
地域のラグビースクールに通うか、
或いは私立中学に通うしか選択肢がないこと。
また、もしも公立中学に進学し、
ラグビースクールに通うとした場合、
練習は日曜日のたった一回だけであること、
中学の部活の行事と重なった場合には、
部活を優先するよう学校から求められること、
などなどです。
したがい、ラグビーを思いっきり楽しみたいと思う子どもは、
ラグビーの有名な中学に憧れを抱き、
その学校で実際プレイしている自身の姿をイメージし続ける。
そしてそのために、受験勉強を一生懸命頑張り、
私立中学を目指すようになるようです。
私立中学を目指す、その目的が明確であること、
このことが夢を実現するための重要なファクター
であることだと実感しました。
そして、このことが、
我が家にも大きな大きな転機をもたらすことになるとは
夢にも思いませんでした。