大手塾の調査によると、
中学受験の勉強開始時期は、
半数近くが4年生からというのが、
一般的な常識となっているようです。
うちの子どもの周りでも、
だいたいその時期から塾に通い始めた子が
多かったのも事実です。
どう思いますか?
めちゃくちゃ早くないですか?
まあ、それだけ早い時期から勉強をしていかなければ、
志望校に合格するというのが難しいということの裏付けなんでしょうね。
でも、9歳から10歳という、
お友達と遊びたい盛りのまっただ中の子ども
にとっては、とても気の毒な気もしますよね?
また、サッカーや野球などスポーツを
している子どもにとっては、
段々と体力やスキルが向上し、
楽しさが増してくる時期でありながら、
勉強に専念するために辞める決断を
しなければならないのかもしれませんよね。
自分がもし同じ境遇だったらドン引きしますよ。きっと。
受験勉強のために、
楽しい友達との遊びや好きなスポーツを犠牲にすること、
このことが後の子どもの成長にどう作用するのか・・・?。
もちろんその答えは知る由もありません。
我が家でも、中学受験の話は4年生の頃から
少なからず話題には上がっていました。
きっかけは、ママ友たちから、
「誰々さんの子どもが塾に通い始め、
中学受験を目指すみたいよ!」という情報からでした。
でも、お友達と遊んでいる姿や、
通っていたラグビースクールなり、サッカースクールでの
頑張っているプレイを見ていると、
親が主導で受験のために塾に通わせるという
リアルな気持ちは起きませんでした。
結局、夫婦会議の結果でも、
「受験はしない」
ということで着地しました。
ただ、妻はどこかまだ中学受験をさせたいという
気持ちをずっと持っているような感はしていました。