子どもの成長は早いもので、
気づいてみたら6年生になりました。
3年生から始めたラグビーのお蔭もあり、
身体はみるみる逞しくなり、中学生に間違えられることも
片手では数えきれなくなりました。
ラグビースクールの監督からも一目置かれるようになり、
重要なポジションにも抜擢され、
本人もノリノリの状態でプレイを楽しんでいるのが
手にとるようにわかりました。
ラグビースクールのない日にも、
授業が終わったら、
学校で黙々と一人ボールを蹴ったりしていました。
なぜ、〝一人”でかと言えば、
小学校の大多数の男の子たちは、
スポーツはサッカーか野球を楽しむのが一般的で、
ラグビーを習っている、或いはルールを知っている子は
唯一息子だけだったからです。
他にもサッカースクールにも通っていましたが、
この頃の息子の興味はどうやら、、
ラグビー > サッカー
と移ろっていたようです。
そんな5月のある日、
何気なくホームページを見ていたら、
ある私立中学がオープンスクールを開催し、
当日来校する生徒には、
興味のある部活に体験参加できるとの案内
に気づきました。
ちょうどラグビー部もあったので、
子どもに話しをしてみたところ、
「いいよ!」とのことでしたので、
本当に軽い気持ちで申込みをしてみました。
当日、ラグビーの練習に体験参加させていただき、
その後、学食でランチをしました。
家に帰る途中、ラグビーの練習のことだったり、
校舎の雰囲気、そして学食のことやらで子どもは
テンション高めだったことを今でも忘れられません。
そしてそれから数日経ったある日、
子どもから、耳を疑うような発言が飛び出し、
急遽、我が家では家族会議を開くことになったのです。