この塾では夏期・冬期講習会前などに、
塾長との定期面談の機会は用意されていましたが、
我が家では、定期以外にも、度々面談の機会を
設けていただくようお願いしてきました。
簡単な内容であれば、メールや電話で済ませる
場合ももちろんあります。
今回も定期面談のタイミングではなかったのですが、
先に初受験した首都圏模試の振り返りと今後の取り組み
課題の認識共有を図るために、塾長にアポイントをとり、
面談を行っていただきました。
当日は、模試の結果から分析・考察したものをレポート化し、
塾長とお話をしました。
その内容は次のとおりです。
1. 現時点での子どもの実力、全体の中での立ち位置の把握
2. できる問題(得意分野)とできない問題(不得意分野)の把握
3. 誤答プロセスの把握(不知なのか、ケアレスミスなのか)
塾からはなぜか相当感心され、
同業の方ですか?って聞かれました(笑)
この時に気づいたことなんですが、
塾では、大勢の生徒を預かっている中、一人ひとりの
生徒の模試結果を一部始終隈なく分析まではしていないし、
できないということです。
偏差値がいくつで、合格率何%、というデータは
もちろん“管理”はしているものの、それは学力の推移をみて、
志望校への合否を判断する活用レベルなんだろうと思います。
もちろん、塾では子どもに直接勉強を教えているので、
得意科目/分野、不得意科目/分野、間違えるクセ等々の
把握は十分にしていただいてはいますが、それらが模試に
どう反映しているかまでの、きめ細かな中身のチェックは、
家庭でしっかり行うことが非常に大切です。
そして、子どもの課題を家庭と塾とで120%ブレないよう、
共通認識をこまめに図るよう努めるべきです。
これをしっかりと行うことで、親の熱心さに塾もしっかり動いてくれます。
あなたは、子どもを塾任せにしていませんか?