中学受験|過去問を起点とした学習課題の克服法

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中学受験、過去問、分析、対策

こんにちは!

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今日は、中学受験|過去問を起点とした学習課題の克服法
というテーマでお役に立つ情報をご紹介したいと思います。

 

前回のブログでは、11月第一日曜日に、
初めて志望校の過去問に挑戦し、見事に志望校の
厚い壁に跳ね返され、合格最低点よりも138点も
低い結果だったことをご紹介しました。

 

志望校の各年の平均合格ラインは75%でしたが、
初回の過去問では52%しか得点できなかったため、
23%の差分を入試本番までの残りの3ヶ月間で
どう埋めていくのか・・・

 

ということが大きな課題として
重く圧し掛かってきたのです。

 

合格ライン75%との差異を科目別でみてみると、
次の表のとおりでした。

 

国語 算数 社会 理科
合格ライン 75% 75% 75% 75%
実績 45% 59% 45% 56%
差分 30% 16% 30% 19%

※上記は100%換算での比率

 

これは当初から認識していた
「得意科目」と「不得意科目」のほぼ傾向どおりの
序列だったため、ある程度は想定内ではありました。

 

ところが、更に教科毎の中身を細かく深堀りしてみたところ、
ある2つの特徴に気づいたんですね。

 

1.「得点できた分野」と「得点できなかった分野」の
  差がはっきりしていること


2.「得点できなかった分野」は基礎力を完全に
  定着さえしていれば得点可能であること。
  また、入試本番までの残り期間から逆算しても
        伸びしろが十分に期待できる射程範囲にあること

 

そして、基礎力が定着しきれていない
原因は大きく2つあると考察しました。

 

1.以前学習した知識が時間の経過とともに風化し
        薄らいでしまっていること


2.最近新たに学習した分野の知識が
        定着できていないこと

 

塾の通常カリキュラムに基づいた授業が10月一杯まで続き、
新たに学習したものが各教科とも志望校の頻出分野の一つでした。

 

前記のとおり、新旧2つの課題が顕在化したため、
これらを克服し得点力をアップさせるための最善策を
次の切り口により優先順位を「仮決定」しました。

 

「出題頻度」 × 「克服までの工数」

 

B A
D C

A:出題頻度が高く、かつ克服までの時間や労力がかかるもの
B:出題頻度が高く、かつ克服までの時間や労力がかからないもの
C:出題頻度が低く、かつ克服までの時間や労力がかからないもの
D:出題頻度が低く、かつ克服までの時間や労力がかかるもの

 

そして、取り組みの優先順位を
A > B > C > D
としました。

 

先ほどの新旧2つの課題を
このマトリクスに当てはめると
次のとおりでした。

 

1.以前学習したが風化してしまった知識B~C

2.最近学習したが頻出分野ながら知識未定着A~B

 

このことから「1」よりも「2」の取り組みを優先的
行うようにしました。

 

そして、「1」については12月上旬から始まる冬期講習を
利活用し総復習するプランで克服可能と判断したのです。

 

ところで、先ほど「仮決定」と書いたのは、
過去問演習の回数がまだ1回だけと少なく、
情報を蓄積していくうちに、新たな課題が見つかり
対策も変わる可能性が否めないから仮決定としました。

 

とはいえ、仮であっても方向性を定め、
進めながら補正していくことこそが、
限られた時間の中では重要であると判断し
アクションを始めたのです。

 

なお、過去問で出来なかった分野のうち、
自力で解決できなかったものについては、
塾の先生に事情を説明し、授業の一コマに
組み込んでいただき解消させるようにしました。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!

愚直に頑張っていきましょう!!

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