こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、中学受験でオンとオフを効果的に活用するポイントとは・・・
というテーマで役立つ情報をお届けしたいと思います。
夏休み中、くる日もくる日も塾と家での勉強三昧は、
子どもにとって、さすがに心身ともに疲れが見られ、
集中力にも陰りが見え始めてきました。
一日の中でも自由時間は設けてはいましたので、
限られた時間の中で、外にスポーツをしに行ったり、
友達と遊んだり、家で本を読んだりしてはいました。
ですが、そうは言っても、やっぱり小学6年生です。
纏まったフリーな時間がないのは、さすがに見ていて可哀想だし、
勉強にも身が入らなくなり、非効率になるのでオフ日を設けることにしました。
子どもには、次のような話をしました。
- 夏休み期間中、目標に向かって一生懸命努力し頑張っていること
- 今までできなかったものが少しずつできるようになっていること
- 継続してやり抜けば、秋以降には大きな成果が期待できること
子どもの頑張っている姿をみて、
いつも陰ながら応援しているという、
キーメッセージを伝えました。
そのうえで、最近、子どもの集中力に陰りが見え始めて
いることを付け加え、こう提案してみました。
今週の土日の何れか好きな曜日に、1日勉強を一切やらずに、
思いきり自由な時間を楽しみなさい!
そこはやっぱり子どもです。
満面の笑顔になり、土曜日に海に行きたいということになりました。
親の気持ちの中では、いささか不安があったのも事実です。
今までの一日の良いリズムに狂いが生じ、
易き方向に流れてしまわないか・・・と。
そこで、マインドセットだけは忘れずにしておきました。
そのマインドセットとは、来年2月から逆線表を引いた
「TODOスケジュール」の再確認です。
来年4月に志望する私立中学校に入学し、
大好きなラグビーを最高の指導者、環境下で
存分にプレイし満喫できているイメージの再共有。
そして、受験生活のゴールである来年2月の受験で
合格切符を手にすること。
そのためのTODOスケジュールを子どもと再共有したのです。
1月:最終仕上げ、過去問対策(100%の完成度)
12月:課題克服、過去問対策(80%の完成度)
11月:課題克服、過去問対策(60%の完成度)
10月:基礎学力プラスαの定着
9月:基礎学力の定着
8月:基礎学力の課題発掘、克服 ←現時点での場所
7月:基礎学力の課題発掘、克服
これは家族全員が見られる場所に貼ってあるため、
いつでも目にしているものではありましたが、
風景化してしまうことがよくあることです。
したがって、今回のタイミングを含め、
折に触れ、読み合わせをすることをしました。
話をもとに戻しますが、
その週の土曜日は、茅ヶ崎の海に家族で出かけ、
それこそ朝から晩まで狂ったように遊びに遊びつくしました。
その日はもちろん勉強からは一切隔絶し、
自由な時間を存分に楽しみました。
夏休み期間中、もう一回そのようなオフ日があったと記憶しています。
オフ日後、水を得た魚の如く、子どもの集中力は回復し、
リズムを狂わすことなく、8月にクリアすべき目標達成に向け、
再び頑張って取り組んでいました。
オン/オフの切り替えの必要性をあらためて認識しましたが、
オフを引きずらせない、たった一つのポイントは、
「ゴール逆算型のスケジュールを子どもと共有し続けること」です。
そうすれば、必ずうまくいくはずです。