こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、中学受験|年間学習計画での夏休みの位置づけ【Part2】
というテーマで役立つ情報をお届けしたいと思います。
前回のブログでは、入試本番から遡って冬、秋にどういう学力水準にまで
仕上げる必要があり、そこに向かうために、夏休みをどういう戦略的な期間と
するのか、ということを考慮にいれ計画を立てることの大切さを書きました。
小学6年生から中学受験の勉強を始められた場合、
志望校合格までの年間スケジュールは、
おおよそ次のようになるのではないかと思います。
~1月末:最終仕上げ
9月~12月末:応用力養成、過去問対策
2月~8月末:基礎力養成
一方で、我が家の場合は6年生の6月下旬から塾に入り、
受験勉強を開始しましたので、色々と悩んだ挙句、
次のようなスケジュールを立て、取り組みました。
1月:最終仕上げ、過去問対策(100%の完成度)
12月:応用力養成、過去問対策(80%の完成度)
11月:応用力養成、過去問対策(60%の完成度)
10月:基礎力定着(予備)、応用力養成
9月:基礎力定着
8月:基礎力養成
7月:基礎力養成
6月:基礎力養成
ご覧いただくと分かりますが、非常にタイトなスケジュールだと
お感じになられるかと思います。
最初に計画を立てたときに、
3つの不安があったことを今でもはっきりと覚えています。
- 過去問演習で合格最低点をクリアできるレベルまで到達できるのか・・・
- 過去問への着手時期が遅くないか、実施期間が短くないか・・・
- 基礎力を4ヶ月間(予備を含めると5ヶ月間)で定着できるのか・・・
でも、志望校に合格するためには、超えなければならない絶対条件だと
考えていましたし、塾長とも相談を重ね、背中を押していただけたので、
子どもと意識をしっかりと合わせたうえで実践することにしました。
ここで共有しておきたいポイントとしては、上記のスケジュールから遡ると、
夏休み期間は基礎力定着に向け、最も時間をかけ本腰を入れることができる
ラストチャンスという位置づけということです。
まずは、そういう重要な時期であるという共通認識を持つ必要があります。
そのうえで、夏休みの具体的な計画を立てます。
- 現状の教科毎の学力を整理します。
- 8月末までに到達すべき教科毎の目標を設定します。
- 現状と目標とのギャップを課題化します。
- 課題を克服するための計画(内容、期間/時間、方法)を立てます。
- 取り組み成果の確認時期、方法を計画に組み込んでおきます。
- 万一、計画どおり進捗できなかった場合のリカバリ時期、方法を計画しておきます。
基本的な計画の立て方、内容は上記のとおりですが、
より実効性を持たせ、成果を体感できるようにするために、
次の3点を意識されることをおススメします。
- 計画は少し余裕をもたせて作成すること
- 目標はできる限り、数値化すること
- 成果の確認は期間途中と終了後とし、数値判定できるようにすること
本日は自宅での夏休みの計画の立て方と留意しておきたい点をまとめてみました。
お役に立てれば嬉しいです。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
それでは、頑張っていきましょう!!