こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、
中学受験|過去問開始前にしておきたい塾との4つのベクトル合わせ
というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。
過去問の取り組みを通じて、
志望校への合格を確たるものにするためには、
塾と家庭とのグリップを今一度強化し、進め方などの
方向性をしっかりと合わせておくことが肝要です。
主に次の点について情報共有しておいた方が良いでしょう。
1.受験校の意思決定(ターゲットの確定)
2.当該校の出題傾向と現在の学力とのギャップ(強化対象の特定)
3.合格最低点以上を安定的にクリアさせるための戦略(スコア、科目等)
4.目標と取り組み計画(アクションプラン)
一つひとつ見ていきましょう。
<1.受験予定校の意思決定>
後工程のアクションに大きく影響しますので、
志望校の候補の中から、「入学意思のある学校」をまずは選び、
そのうえで、どこの学校を受験する意思があるのかを宣言した
方が良いでしょう。
複数校受験するのか、それとも1つの学校だけを受験するのか・・
この判断が、その後の進め方を左右しますので、
しっかりとした意思を持っておきましょう。
<2.当該校の出題傾向と現在の学力とのギャップ>
複数校受験する場合も、特定の1つの学校を受験する場合も、
その学校の科目数、科目別配点、合格最低点、出題傾向等と
相対する子供の現在までの学力との対比表を予め整理して
おきたいものです。
例え個別指導塾であったとしても、塾側でこれらの情報を一から
十まできめ細かに収集することは現実的に厳しいと考えていた方
が賢明です。
最初は抵抗があるかもしれませんが、やってみれば経験や知識が
なくても十分に家庭内で整理することができることに気づくはずです。
<3.合格最低点以上を安定的にクリアするための戦略>
過去問の取り組みを開始する前と開始した後との2段階で
ブラッシュアップしていきます。
前述の2で現在の学力と志望校の出題傾向とのギャップを
把握したうえで今後の戦略を練ります。
・4科目で勝負するのか、それとも2科目で勝負するのか?
・科目別配点比から、それぞれ何割を目標得点とするのか?
・ギャップを解消するための学習方法と概算の必要時間は?
そして、過去問を何回か実施していくうちに、
より実践的かつ具体的なデータが集積した段階で、
先の戦略に磨きをかけることになります。
これについては、次の機会にご紹介したいと思います。
<4.目標と取り組み計画>
入試本番月から前月、前々月と遡った計画を立てましょう。
例えば2月が入試本番月だとしたら・・
1月は○○である状態。
そのためには12月までに○○ができている状態。
そのためには11月までに○○ができている状態。
そのためには10月までに○○ができている状態。
というような感じです。
現在からの積上げ型ではなく、
ゴールからの逆算型を推奨する理由については、
期日までに手にしたい結果を出すために、
いつに何をしないといけないかということを
考えて行動に移せるメリットがあるからです。
目標が定まったら、具体的な進め方の共有をします。
一例ですが・・
塾で取り組む内容と家庭学習で取り組む内容との棲み分けです。
例えば志望校の過去問は塾ではやらず家庭学習を中心とし、
塾では親和性のある他校の過去問を教材として使用しながら、
学力のベースアップや弱点克服に注力するなどですね。
他にも、志望校の過去問の採点をする中で、記述問題など
自己採点がしにくい問題については塾に採点していただくなど
決めごとをしておくなどですね。
他にも多種多様ありますのが、事前にある程度のことを
擦り合わせしておけば安心です。
今回は、過去問を開始する前段階のうちに、
塾側と方針や進め方についての意識合わせを
どういう視点や考え方で行った方がよいかを
ご紹介させていただきました。
両者間でしっかりとベクトルを合わせておくことで
限られた時間をより効率的かつ効果的にすることが
できるのです。
参考になれば幸いです。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
頑張っていきましょう!
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