こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、中学受験「暗記型勉強法」と「思考型勉強法」の上手な組み合わせ
というテーマで有益な情報をご紹介したいと思います。
突然ですが、
あなたの子どもは、次のうち、どちらのタイプに当てはまりますか?
- 暗記型勉強タイプ
- 思考型勉強タイプ
どちらのタイプが優れていて、どちらのタイプが劣っているかという話ではなく、
それぞれのタイプの一長一短あるものを、うまくブレンドすれば、
学習効果を高められるということをお話ししたいと思います。
それぞれの一長一短の一例を挙げると、次のようになると思います。
<暗記型勉強タイプ>
長所:時間がかからない、練習を多くこなせる
短所:応用が利かない、忘れやすい
<思考型勉強タイプ>
長所:応用が利く、記憶が根付く
短所:時間がかかる、練習を多くこなせない
ちなみに、うちの子の場合は、
暗記型3:思考型7の割合で、「思考型タイプ」でした。
「○○だから、△△なんだ」と考えながら理解を深めるといったタイプです。
無機質なまま覚えるということは苦手としており、
科目の中では社会を勉強するときに少々苦労していました。
そこで、我が家では、ただ単に覚えるということを強要せず、
意味を理解しながら覚えるということをアドバイスしていました。
たとえば、歴史なら大きな流れを掴んだうえで、細部へと入り、
前後関係の出来事に相関性をもたせてみたり、覚えにくい
固有名詞を分解し、意味を考えながら覚えるようにといったようにです。
少し話が変わりますが、関連する話ですので、ご一読ください。
世の中には、「暗記」が非常に得意な人がいて、
ときに羨ましくさえ感じることがあります。
でもそこには、「極意」があるようです。
職場の若手社員で超難関国立大学を見事現役で合格した人がいます。
彼に英語の勉強法を尋ねたところ、英単語を覚えることしかしていないと。
(文法/構文を理解し、前後文脈から単語の意味を類推する私のやり方と真逆でした)
そして、覚えた単語数はなんと10,000語とのことでした。
一般の2倍近くの量を覚えたということになります。
では、どうしてそれほど多くの単語を覚えることができたのかを
尋ねたところ、興味深い答えが返ってきたのです。
小さいころから競走馬が好きで、家には分厚い辞典があった。
現役の競走馬だけでなく、血統まで辿り、何千頭もの馬の名前(英名)から
和名を調べているうちに、共通点がみられるようになり、そのうち調べなくても
馬の英名の意味が自然と頭に入ってくるようになった・・・。
そして、10,000語を覚えるときにも、馬の名前(英名)から覚えた知見に加え、
関連性のある単語を紐づけて覚えることで、自然と頭に入ってきたということです。
一見、特殊な事例のように思えるかもしれませんが、
参考となるところがあるように感じます。
何かを覚えるときにも、意味を理解し、繋がりや関連性を持つことで
イメージが膨らみ、頭に定着しやすくなるということなんですね。
まとめます。
子どものタイプに合わせて、暗記型/思考型の勉強法を
うまくブレンドさせることで、学習効果をもっと高められるはずです。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
それでは、頑張っていきましょう!!