※<2018年10月8日:情報更新しました>
こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、『中学受験|模試や過去問の上手な活用法~復習にこそ秘訣あり~』というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。
最近、次のようなお話を聞くことがあるのです。
模試や過去問の復習をする意味ってあるのかしら?だって同じ問題なんて二度と出るわけないんだし・・。現在の学力を知るためだけの活用でいいんじゃないの?
模試や過去問が出来なかったからといって、いちいち気にしなくてもいいんじゃないの?だって、同じ問題が出ることなんてないんだから・・
もしかしたら、同じようなことを考えたことはありませんか??
分からなくもないのですが、でも本当にそうなのでしょうか!?
私の結論を申し上げます。
模試や過去問の復習をすることは、学力を知ることよりも、もっともっと何倍も意味があることだと私は考えています。
成績に対して、いちいち気にすることがないというのは、そのとおりだと思います。
次に向けて頑張れば、それで良いだけですから。なにより気にするだけ時間がもったいないですからね。
一方で、模試や過去問で同じ問題が出ることはない・・・
という点については、私は逆の考えを持っています。
その理由を具体的に説明していきます。
もしも、模試や過去問というのが、入試に出題されやすい典型的なパターンの問題の集合体だったとしたらどうでしょうか?
きっと、何としても出来るようにしておかなければ・・・という考えに変わってくるはずですよね?
模試や過去問に出題されたものと同じような問題が入試に出題されることとというのは、実は普通によくあることなんです。というのも模試や過去問というのは、入試問題と親和性があるからなのです。
模試は各ランクの標準的な入試問題を厳選し、頻出度の高い典型的な問題を出題します。
例えば、A社主催の模試は、難関校を目指している子供たちをターゲットとしたレベルの問題を出題し、B社主催の模試は、中堅校を目指している子供たちをターゲットとしたレベルの問題を出題するといった感じです。
したがい、子供が目指している中学校のランクに合った模試を受け復習することで、そのランクの典型的な頻出問題を効率的に学習することができるというわけです。
また、これらの問題をできるようにしさえすれば、そのランクに位置する中学校の問題にはおおよそ適応できるようになるのです。
一方、過去問は、言うまでもなく過去に出題された入試問題のことですが、これにはその学校の方針が色濃く反映されています。
方針は短期的なスパンで毎年コロコロと変わる性質のものではないことから、入試問題も必然的に毎年同じような傾向の出題となります。
だから、過去問の出題傾向を掴むことができれば、本番入試に向けより効率的に学習を進めることができるようになるわけです。
そして、解答するまでのプロセスを含め過去問を完全にマスターできるようになれば、本番入試ではまず高い確率で合格できるようになります。
但し、そのためには出題傾向をしっかりと分析しなければなりませんし、繰り返し何度も復習をしなければ叶わないことです。
裏返せば、それさえしっかりと実施できれば、実現できるということです。
それでは、模試と過去問をどのような棲み分けで活用すれば効果的なのでしょうか?
その答えは、模試で面の学力をアップさせ、過去問で点の学力をアップさせるというやり方です。
言い換えれば、模試では受験校と同ランクの標準的な基礎学力を全体的に向上させ、過去問では出題頻度の高い分野を集中的に学力を上積みするということです。
そして、これらの相乗効果により、合格最低ラインをクリアできる学力が身につき、本番入試に自信を持って臨むことができるようになるわけです。
以上が、模試や過去問を繰り返し何度も復習することの理由となります。
理由が分かると、これらに取り組む目的が明確になり、モチベーションの向上にも繋がると思いますよ。
それでは、まとめますね。
模試では受験校相応レベルの典型的な問題に触れることができ、過去問では本番入試で出題される典型的な問題に触れることができます。
よって、これらを繰り返し何度も復習することで、効率的かつ効果的に学力を高めることができるようになり、結果、合格最低ラインをクリアできるようになるというわけです。
模試や過去問のやりっぱなしというのが、実にもったいないことだとお分かりいただけたのではないでしょうか?
是非、上手に活用なさってくださいね!
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
頑張っていきましょう!
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