中学受験|忘却曲線から学ぶ効果抜群な復習方法とタイミング

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記憶

こんにちは。那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今日は、中学受験|忘却曲線から学ぶ効果抜群な復習方法とタイミング
というテーマで役立つ情報をお届けしたいと思います。

 

突然ですが、あなたは、次の4つの状況の中で、
もっとも知識を定着できそうなのは何番だと思いますか?

 

<条件設定>

A君は社会の歴史に苦手意識を持っています。
現在の優先課題は歴史の得点アップです。
1時間前に塾で歴史を習ってきました。

 

<選択肢>

①復習したけど覚えられなかった。
②復習したので覚えることができた。
③復習したけど覚えられなかったので、覚え方を見直し、翌日再度繰り返し勉強した。
④復習したので覚えることができた。そして翌日更に繰り返し勉強した。

 

正解は④ですね。

 

なぜ、④かと言えば、
人間の記憶は時間の経過とともに急速的に減衰してしまうため、
1回覚えたあとに繰り返し勉強を重ねることで、
脳に記憶が定着しやすくなるからです。

 

それでは、次に定着しやすいのは何番だと思いますか??

 

正解は次の理由により②と③両方の可能性があると考えています。
②は1回覚えることができてはいても、
翌日にはかなりうる覚えになっているからです。

 

③は覚え方を見直し、更に翌日繰り返し勉強しているからです。

 

 

忘れる

 

実は、ドイツの心理学者エビングハウスが提唱した、
「忘却曲線※」が大変興味深いデータを示してくれているのです。
※)時間経過による人間の脳への記憶の定着率をグラフ化したもの

 

人間の脳は何かを覚えても、
20分後には42%、1時間後には56%、1日後には74%、
1週間後には77%、1ヶ月後には79%
を忘れてしまうという実験結果です。

 

つまり、1回覚えたとしても、その日のうちに急速的に忘れてしまい、
1日経過時点では3割程度しか覚えていないということなのです。

 

実験で使われたのが、相互に関連性を持たない無機質なもののため、
逆に関連性のある体系的なものを覚えたのであれば、記憶に残りやすく、
忘却スピードも緩やかになるようです。

 

いづれにしても、人間の脳の記憶は時間の経過とともに低下し、
忘れてしまうという大前提を念頭におき、なるべく時間をおかずに
繰り返し学習することが、記憶に定着する有効策であることは、
間違いないようです。

 

また、脳への記憶に残りやすくするためにも、覚え方に工夫を
凝らした方が有効であることも合わせて知っておきたいことです。

 

本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!

 

それでは、頑張っていきましょう!!

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