※<2018年10月8日:情報更新しました>
こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、『中学受験|入試本番に弱い子供が強くなるための3つの方法』というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。
一発勝負の入試本番では、今まで一生懸命に勉強してきたことを100%の力を発揮できるかどうかが、合否の分かれ目となる重要なポイントです。
この記事をお読みいただいているあなたは、お子様が大舞台に弱いという不安をお持ちで、これから迎える入試本番に対して、何か良い対処策がないものかと悩まれているのかもしれません。
本記事では、これから入試本番を迎えるまでの間に、親御様がどのようなことを意識して子供をサポートしていけば、子供が本番で実力をフルに発揮することができるようになるのか、ということにフォーカスしたいと思います。
本場に弱いタイプの子供の特徴とその原因、そして対処策を順々に説明していきます。
それでは、早速ご覧ください。
はじめに、本番に弱いタイプの子供の特徴から説明します。
主に次の3つの特徴が見受けられます。
①自尊心の低さ
周囲からネガティブな扱いを受けてきたり、できたと言えるような成功体験をしてこなかったりしたことが起因し、どうせ自分なんてうまくいかないといった自己暗示をかけてしまうのが特徴です。
②失敗への恐れ
試験開始の合図とともに問題を開いたら難しい問題ばかりだったらどうしよう・・・。
合格できなかったらどうしよう・・・。周りになんて言われるか・・・、恥ずかしい・・・。
結果に対しての執着心が強く、完璧主義的な一面がある傍ら、周囲からの期待も重なり、過度なプレッシャーから硬直し、平常心が失われてしまうのが特徴です。
③場数の少なさ
本番環境と同じような環境(場所・時間・人)での経験が少ないため、周囲の雰囲気に飲まれてしまい、自身のペースが乱れてしまうのが特徴です。
この他にも大小様々ありますが、集約すると上記3点になります。
裏返せば、本番に強い子供というのは、「自尊心が高い」・「結果を気にしない」・「場数を踏んでいる」といった特徴が見受けられるのです。
では、「本番に弱い子供」を「本番に強い子供」へと今からでもチェンジさせることが果たしてできるのだろうか??
とお思いではないでしょうか?
結論から言えば、時間はそれなりにかかりますが、決して不可能ではないと考えています。
子供は大人とは違い、積み重ねてきた年の数が絶対的に少ないことから、変なバイアスに囚われるようなことがありません。
これは非常に大きなアドバンテージです。
それでは、具体的な対処策をそれぞれ説明したいと思います。
①自尊心が低い(現在) ⇒ 自尊心が高い状態(あるべき姿)
・子供に大小さまざまな成功体験を積ませてあげること
・子供を承認し、たくさん褒めてあげること
私は成功体験というのが、ここぞという局面において、とても大きな武器になると考えています。
成功体験と聞くと、何かとても立派なものでないといけないと思いがちですが、決してそんなことはありません。
日常のちょっとした小さなことでも十分なのです。むしろ一つでも多くの体験を積み重ねることの方が大事だと思います。
そして、多種多様な成功体験があれば、更に良いかもしれません。
成功体験というのは活用しなければ、脳の一番奥の引き出しに閉まったままの状態になってしまいます。
そこで、その成功体験を自分なりのスタイルとして確立するという作業が再現性を高めるうえで大切です。
つまり、ルーティン化させてしまうのです。
ラグビー界の正確無比なキッカーである五郎丸選手。
その独特なポーズは、積み重ねてきた成功体験から確立されたようです。
中学受験の場合でいえば、例えば次のようなものです。
計算ドリルや漢字ドリルを休まず毎日続けたことにより、数ヶ月前よりも正解率が上がってきたというのも立派な成功体験です。
休まず毎日続けてきたプロセスにおいて、何か意識していたことや取り組み方があったのであれば、それをルーティン化させてしまえば良いのです。
そうすれば、何か他の課題が出てきた場合にも再現できる可能性がグッと高くなるのです。
この多くの小さな積み重ねが束になって、本番で効力を発揮するのです。
成功体験を積み重ね、自分なりのスタイルを確立できれば相当大きな自信が生まれてきます。
おおよそはこれで大丈夫と言いたいところですが、もう一つだけ意識し続けておきたいことがあります。
それが、ポジティブ思考です。
どうしても受験生はできないことに遭遇すると、まるで一事が万事できないものと錯覚してしまいがちになり、せっかくの成功パターンを忘れがちになってしまうものです。
要は、それだけナーバスになりやすいわけです。
子供一人の力だけで、本来の自分に戻るのが難しいこともあるので、やはり周囲のサポートが必要です。
サポートをする際には、子供の成功パターンを想起させてあげ、困難な局面でも必ずクリアできるという自信を喚起してあげることなんですね。
そのためには、ポジティブな言動を心がけて接して、その空気感を子供にたくさん届けてあげましょう。
②失敗への恐れ(現在) ⇒ 結果を気にしない(あるべき姿)
・プレッシャーを与えるような言動を慎むこと
・結果よりも過程を尊重する姿勢を見せること
「人事を尽くして天命を待つ」という有名な言葉を一度は耳にされたことがあると思います。
人間の能力でできる最善を尽くしたら、その後は焦らず、その結果を天の意思に任せるという意味ですね。
中学受験で言えば、入試本番までの間、遊びたい気持ちや眠りたい気持ちをグッと我慢し、勉強を頑張っているわけです。
中学受験を始める前までは、とてもじゃないけど難しくて解けなかったような問題も、今では段々とできるようになってきた。
テレビでニュースを見たり、新聞を読んだりしても、勉強してきた知識のお陰で内容が理解でき、関心を持てるようになってきた。
そして、他の多くの小学生よりも学習習慣が身につき、勉強ができるようになっていることは疑う余地がないことでしょう。
一つのことに、これほどまで多くの時間をかけ情熱を注いできたという経験は、12歳の少年少女には未だかつてないはずです。
中学受験の勉強をしてきたことは、これだけでも十分なほど大きな財産になっています。
だからこそ、本番入試では、結果をあれこれと考えず、今まで勉強してきたことを出し切るだけで良いのです。
③場数の少なさ(現在) ⇒ 場数を踏んでいる(あるべき姿)
・公開模試を活用し経験を積ませること
・本番入試と同じ条件(試験開始/終了時間、試験の順番、配布物、筆記用具、時計、試験監)で過去問をトレーニングさせること
・本命校よりも前に滑り止め校を受験し経験を積ませておくこと
・本番入試当日と同じ時間、同じ方法で学校まで足を運んでみる
経験を積むうえではどれも有効な手段です。
人間は初めて経験することには身体が本能的に緊張反応を示すものです。これが一度よりも二度、二度よりも三度と経験することにより、環境に慣れ身体が馴染んでくるものです。
たったこれだけでも、十分に効果が見込めますのでお試しください。
今回は、本番に強くなるための方法をご紹介させていただきました。
少しでも参考になれれば嬉しいです。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
頑張っていきましょう!
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