こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、中学受験で苦手科目を克服するには、得意科目にそのヒントがある
というテーマで有益な情報をご紹介したいと思います。
突然ですが、
あなたは、お子様が得意としている科目も、苦手としている科目も、
そこには明確な理由があることをご存知でしょうか?
なぜ、お聞きしたのかと言えば、
それぞれの理由を探っていくことで、
苦手科目を克服する糸口を見い出せるからなのです。
子どもによって得意/苦手の科目も千差万別です。
算数が得意で、国語が苦手という子どももいるでしょう。
そしてその理由は、
算数は〇〇だから、正解は△△と実に分かりやすいけど、
国語は〇〇だから、正解は△△と言われても、いまいちピンとこない。
だから、勉強の仕方や成績の伸ばし方もわからないんだ・・・とか。
あるいは、
社会が得意で、理科が苦手という子どももいるでしょう。
そしてその理由は、
社会は覚えさえすれば成績が上がりやすいけど、
理科はどうしてそういう現象になるのかを試したことがないから
想像できないし覚えられないんだ・・・とか。
もちろん、模擬試験の結果からでも、点数や偏差値などで客観的な
事実を把握することはできます。
でも、それだけでは、得意/不得意の本質的な要因は掴めません。
そこを補完するためにも、子どもとのダイレクトコミュニケーションを通じて、
潜在的な課題を引きだし、克服に向けフォローしてあげることが大切なのです。
得意科目にも、苦手科目にも、そこには子どもならではの理由が必ずあります。
それぞれの理由を深く掘り下げて、聴き出すことができれば、
得意科目の得意であるがゆえの理由や、得意にすることができた方法を
苦手科目を克服する糸口として、活用できるかもしれないのです。
うちの子の場合、理科と算数が得意で、社会が苦手でした。
なぜ、理科と算数が得意かと言えば、
まずは好きということがベースにあります。
なぜ好きなのかと言えば、理科も算数も正解までのプロセスが
パズルの謎解きの感覚に似ていて、○○だからこうなるのでは・・・
などと想像を働かせ、考えながら答えに辿り着く、そのプロセスが
面白いからとのことでした。
一方で、逆になぜ、社会が苦手かと言えば、
学習範囲が広いことと、ただ単に覚えなければならないことが
多すぎるため、苦痛で頭にすんなりと入ってこないからという理由でした。
社会が苦手な理由として2つのキーワードが出てきたのです。
『学習範囲が広すぎて・・・』という課題への対応は、
志望校の出題頻度に応じた学習範囲を塾に相談して絞込みしました。
『・・・頭にすんなりと入ってこない』という課題については、
一つひとつを独立した点で覚えようとしている傾向がありました。
理科や算数と同じように、プロセスに目を向けさせ、点と点を線で結んで、
前後左右との相関性や因果性を意識しながら学習するようにアドバイスしました。
そうしたことで、“単純に覚えるという作業”から、“プロセスを通じて思考”する
やり方へと転換したことにより、少しずつながらも苦手という意識を薄めることが
できるようになったのです。
まとめますね。
苦手科目には苦手である必然的な理由があります。
逆も然りで、得意科目には得意である必然的な理由があります。
この理由が曖昧なままだと、解決するまでに相当な時間がかかってしまいます。
これらの理由については、偏差値や点数からでは掴みきれない情報なので、
子どもからうまく引き出して課題を整理することが大切です。
それができれば、得意科目にすることができたノウハウをきっかけに、
苦手科目の克服に大きく前進できると私は考えています。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
それでは、頑張っていきましょう!!