こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、中学受験で子供が進んで勉強するモチベーションとは・・・
というテーマで役立つ情報をお届けしたいと思います。
突然ですが、
あなたは、普段何気なく使っているモチベーションという言葉、
そもそも何であるかをご存じでしょうか!?
実は、私は口にしない日がほぼないと自負できるほど、
モチベーションという言葉をよく使っています。
特に、会社組織での社員のモチベーションを如何にアップし、
出力を上げられるかということに日々時間と労力をかけています。
普段何気なく使っているモチベーションという言葉を、
あまりよく分かっていなかった頃は「やる気」いうイメージだけで
使用していました。
モチベーションが上がる = やる気が上がる
モチベーションが下がる = やる気が下がる
というようにです。
ところが、仕事柄色々と調べていくうちに、
この言葉の持つ奥深さに感情移入していくことになりました。
モチベーションというのは、人の外側から行動を誘発させるものと、
人の内側から行動を引き起こすものとの2つの動機によって発生します。
外側からというのは、自分以外の人やモノから刺激を受けるもので、
例えば上司・部下、報酬・昇格などです。
内側からというのは、自分の中から行動意識が芽生えるもので、
例えば興味、関心、好奇心などです。
どちらも、その人の行動意識に影響するものではありますが、
持続性という点からみたらどうでしょうか?
自分の内側から自然と湧き出た興味、関心、好奇心により、
行動する方が長続きしませんか?
2つのパターンでみてみたいと思います。
あなたは、次の2つのパターンのうち、
子どものモチベーションが持続するのはどちらだと思いますか?
<パターンA>
「誰もが知っている○○という中学校は、知名度に恥じることなく、とても評判の
いい学校らしいよ。あなたが、あの学校にもしも入れたら、お母さんは鼻高々で、
とても嬉しいな~♪頑張って勉強してみない?」
<パターンB>
「オープンスクールでのラグビーの体験活動に参加したら、すごく綺麗で大きな
体育館の中で、今まで経験したことのないような楽しいラグビーをすることができた。
だから、僕もこの中学校に入って、ラグビーをするために中学受験をしたい!」
言うまでもなく、パターンBの方ですよね!?
理由は明白で、
Bは子ども自身の中から湧き起こった興味が動機となり、
この中学校に行くために受験勉強をするという意志があるわけです。
そうすると、欲しいものを手に入れるために、誰から言われなくても
進んで勉強をやりますよね??
他方、Aですが、子どもは親の期待に応えたいという潜在的な意識を
持っていますので、ママが希望しているのであれば、頑張ってみようと
いう気持ちになるかもしれません。
受験勉強をしている中で訪れる、幾多の苦難に対し、ママが希望して
いるからという動機だけで、乗り越えていけるのか疑問です。
本日はモチベーションとは何か?
そして、そのモチベーションとは2つの動機から
発生するというお話をしてきました。
子どもの内部から沸き上がる関心や好奇心が強ければ強いほど、
外部からの動機付けがなくても、自分で行動するようになるんですね。
子どもとの生活の中で何かしら活かすヒントを得ていただければ幸いです。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
それでは、頑張っていきましょう!!