こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、
中学受験|模試の結果から見えた夏休みの手応えと新たな課題
というテーマで役立つ情報をお届けしたいと思います。
前回のブログでは、首都圏模試の結果について
ざっくりと振り返ってみました。
結果をもう少し深堀りしたものが次のとおりとなります。
(当時の記録から一部抜粋してみたものです)
~第3回首都圏模試結果~
< 合格判定 >※すべて4科目総合による判定
桐蔭学園中等教育学校 合格率30%
桐蔭学園中学校 合格率80%
明治大学付属中野八王子中学校 合格率40%
明治大学付属中野中学校 合格率30%
< スコア/偏差値 >※括弧内第二回首都圏模試結果との比較
四科目総合 :290点(+64)/53(+ 6)
二科目総合 :206点(+85)/57(+12)
国語 :106点(+40)/58(+12)
算数 :100点(+45)/55(+11)
理科 : 33点(-12)/44(- 7)
社会 : 51点(- 9)/49(- 5)
寸評)
四科目総合点が64点UPしたことは大きな飛躍。
科目別でみると主要科目の国語・算数の伸び幅が
大きかった反面、理科と社会が前回よりもスコアを
落とす結果。
~第3回首都圏模試考察~
<目標と結果>
- 夏に取り組んだことを全部出し切ること
→△ ケアレスミス、十分に定着しきれていない箇所がみられる - 結果にこだわること
→△ こだわりは出てきているもののまだまだ - 時間配分をしっかり行うこと(①全体確認、②時間配分、③優先順位、④見直し)
→△ 全体確認、優先順位付けは○、時間配分が不十分 - 試験終了後、当日中に復習をすること
→〇 前回同様、しっかりとできている
<分析と課題>
- 現時点での子どもの学力、合格の可能性→基本問題の正答率が向上。継続的に質量を意識したトレーニングが必要
→塾でこれから教わる分野が合計500点中125点。今後の伸びシロに期待
→(首都圏模試と志望校との難易レベルが近いため得点率は参考にできるものの)
現時点では合格の可能性は判断がつかない - できた問題とできなかった問題→理科は物理〇、化学◎、生物×、地学×
→社会は地理△、歴史△、公民△
→算数は計算/1行問題〇、比△、図形△、推論◎
→国語は漢字/語彙△、物語文△、論説文〇、記述問題△ - 2の正答プロセス(必然性/偶然性)→全科目ともほぼ根拠が伴った必然性のある正答プロセス 〇
- 2の誤答プロセス(未習得/ケアレスミス/知識未定着/時間不足)→理科は誤答の7割が未習得、1割がケアレスミス、2割が知識未定着
→社会は誤答の6割が未習得、4割が知識未定着
→算数は誤答の5割が未習得、3割がケアレスミス、2割が時間不足
→国語は誤答の3割が未習得とケアレスミス、2割が知識未定着と時間不足
<総評>
- 9月、10月に向けて、基礎力の更なる定着が必須。
そのためにはルーティンワークの質と量をワンランク
上げた取り組みが必要。 - 未習得分野については志望校の出題傾向と照らし合わせ、
取捨選択が必要のため、塾と再度面談を要請。
大よそ試験当日から3日以内を目途に情報を整理のうえ、
塾、子どもに分析結果と課題の共有を図りアクションに
繋げていました。
今回は夏の取り組みの成果を確認することが主な目的でした。
その成果が出始めていたので、子供の労を労いお互い素直に
喜びましたね。
でも、すぐに気持ちを切り替え、時間を割いたのは、
分析と課題の抽出、そして解決するための戦略を考え、
塾と連携を図り、アクションすることでした。
結果は過去のものでしかなく、課題は未来に向けて、
解決しなければならないものだからです。
1秒でも早く、1個でも多くの課題を見つけだし、
改善速度を上げるためにも、塾と密な連携をとり、
子どもに手順を示してあげ、動機づけすることが
目標に到達させる重要なポイントだと思います。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
頑張っていきましょう!!