※<2018年10月10日:情報更新しました>
こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、『中学受験|過去問はいつから始める?そしてそのやり方は?』というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。
9月に入ると志望校の過去問演習をいつ頃から、どのように行ったら良いかということがリアルに頭によぎってくると思います。周囲からもその話題でザワザワしてきますしね。
まず、おおよその時期感の目安では、入試本番月から逆算し、遅くとも3ヶ月前からは開始した方が良いでしょう。入試本番月が2月であれば、11月からスタートしているスケジュール感です。
もちろん、早く着手できるのであれば、それに越したことはありません。
なお、過去問を開始する頃までに、基礎学力をしっかりと定着させておくことが前提条件となります。
なぜなら、基礎学力が定着できていない状態のまま過去問を取り組み始めた場合、全然得点できない現実に直面し、メンタルに相当なダメージを受けてしまう可能性があるので注意が必要です。
細かい話にはなりますが、志望校の入試に出題されない単元まですべての基礎学力を定着させておく必要はありません。あくまでも過去の出題傾向から出題される可能性のあるものだけを押えておけば良いでしょう。
それでは、どのように過去問演習を行えば良いか、ということについてご説明したいと思います。
まず、過去問演習のゴールを今一度おさらいしておきますが、志望校の本番の入試で合格最低点以上のスコアを取れるようにすることです。満点は取る必要はありませんからね。
で、そのために過去問を何度も何度も繰り返しトレーニングすることになりますが、これは、次のことを目的としているからです。
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1.入試問題を肌で感じ、問題に慣れ、特徴を知ること
2.得点を稼げる科目/単元と稼げない科目/単元を掴むこと
3.出来る問題と出来ない問題を把握すること
4.弱点科目、弱点分野を強化すること
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上記4点については、より掘り下げた具体的な説明を次回したいと考えていますので、今回の記事では割愛したいと思います。
では、志望校の過去問をどのくらい演習したら良いのか?ということが気になると思います。
前ブログでもご紹介しましたが、大切な要素であるため再度ご説明したいと思います。
結論から申しあげると、合格最低点以上のスコアを常に安定して出せるようになるまで繰り返す必要があります。これは個人差があるので、杓子定規でははかれません。
参考までに、我が家の場合、志望校の過去問を累計30回以上(※)繰り返し行いました。※)過去年度×入試回数/年度×3回転
これにより、合格最低点以上のスコアを常に安定して出せるようになったため、不安感は一掃され、相当に自信満々で入試本番に臨むことができるようになったのです。そして、本番入試では圧倒的なスコアを見事叩き出せたわけです。
もしも、現時点で安定してクリアできるほどの学力が既に備わっているのであれば、出題傾向や出題形式等に慣れるだけの演習でも良いかもしれません。
なお、1回の過去問を演習するにあたり、全科目の過去問を解き、休憩時間、復習時間までを全てトータルで含めると、おおよそ5時間程度、つまり半日程度かかるということを頭に入れておきましょう。
また、過去問演習は気力と体力を相当量消耗しますので、1日に複数回実施するというのは現実的に厳しいと思います。
以上のことを参考のうえ、過去問の実施スケジュールを組み立てられたら良いと思います。
最後に、過去問演習後には熱冷めやらぬうちに必ず復習をすることを怠らないようにしましょう!
そしてもう一つ。
合格最低ラインと実得点とのギャップから顕在化した各種課題については、必ず親が記録として蓄積するようにしてください。
なぜなら、これらのデータを積み重ねていくことで、子供のみならず塾ともこまめに情報を共有することができ、三位一体となった改善取り組みをしていくことができるようになるからです。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
季節の変わり目、健康に気をつけて頑張っていきましょう!
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