※<2018年10月28日:情報更新しました>
こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、『中学受験|志望校の過去問は何年分を解いた方が良いか?』というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。
過去問を本格的に取り組み始める頃に、何年分の問題を解いた方が良いのかという相談を受けることがよくあります。
確かにこれって悩みますよね!?
そこで、本記事では過去問を演習するそもそもの目的に立ち返ったうえで、どれぐらいの過去問を演習したら成果を上げるうえで最適なのか、ということをご紹介していきます。
本記事を最後までお読みいただくことで、過去問への取り組み方が分り、スケジュールも立てやすくなるのではないかと考えています。
冒頭の質問に対する答えですが、結論から言えば、志望校の出題レベル、出題傾向・形式に身体が完全に馴染みきるまで解くべきです。
言い換えるのであれば、相手のこと(=志望校)を徹底的に知り尽すまでです。
なお、「何年分」という「年数」で区切るのではなく、「何回分」と「回数」で区切ることの方が目安として適しているかもしれません。
「回数」を目安にするとは、どういうことなのかを簡単に補足します。
受験校によっては複数回の入試制度を設けています。
そうすると、ある年度の過去問を複数回触れることができます。
もう少し具体化しますね。
例えば、A中学校では3回の複数回の入試制度があるとします。
そうすると、3回/年度×3年間=9回の過去問を演習することができるというわけです。
一方で、B中学校は1回のみの入試しかないとします。
そうすると、1回/年度×3年間=3回の過去問しか演習することができないというわけです。
つまり、「年数」を目安にすると、A校は9回、B校は3回となってしまいます。
さすがに3回だけでは身体に完全に馴染まないと思います。
以上のことから「回数」を目安にした方が良いわけです。
そして、目安となる回数を 敢えて言うのであれば、10回以上の過去問を解くことをおすすめします。
ちなみに、参考の情報としてご紹介すると、我が家の場合、それを計3回転、つまり30回ほど演習しました。
「3回転も・・演習したんですか?」
もしかしたらあなたはそう思われるかもしれませんね!?
答えは「はい」です。
お陰で、志望校の入試問題を完全に身体にインストールすることができました。
こちらの記事(中学受験|過去問を繰り返し何回も解くことが合格に近づくコツ)も併せてお読みいただくことで理解が深まると思います。
もしも、複数回受験を制度として設けていない学校を志望しているのであれば、最新の過去問以外に年度の古い過去問も必ず入手するべきです。
なお、古い年度の過去問を演習する際に気をつけておきたいことを2点ばかり付け加えておきます。
——————————————–
1.社会や理科の時事問題は出題の方法を知るうえでは多少の参考にはなるものの、問題そのものには意味をなさないこと
→時事問題は文字どおりその年のトレンドでしかないため
2.直近3年間の出題レベル・出題傾向・形式との乖離幅が顕著な場合、出来不出来にはあまり神経質にならなくても良いこと
→但し、そのトレンドが復活する可能性は否めないので、時間が許す限り馴染んでおくべきだとは思います。
——————————————–
なお、古い年度の過去問は、秋も深まってくると入手が中々できなくなる可能性があります。
したがい、早いうちにネットショッピング等で購入しておくことをおすすめします。
ブックオフやヤフーオークション、メルカリ等から入手できますが、前述のとおり、機を逃すと価格が高騰しますのでご注意ください。
最後に、志望校と出題レベルや出題傾向・形式の親和性のある学校の問題を演習することの有用性をお伝えします。
結論から言えば、あくまでも優先順位は志望校の過去問を繰り返し何度も解くことがベストです。これに尽きます。
でも、志望校の過去問はもう徹底的にやり尽くし体得したので、類似問題の演習量を増やしたいという目的なのであれば、十分に意味はあると思います。
今回は、これから演習を始めようとしているあなた向けに「過去問の実施回数」についてご紹介させていただきました。
「これから始めるというあなた向け」に、参考となる記事をいくつかご紹介していますので併せてご参照ください。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
頑張っていきましょう!
★☆★☆★☆★好評ご案内☆★☆★☆★☆
中学受験で抱える悩みを55個にまとめたレポートを
無料プレゼント中!ダウンロードお待ちしてます!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓