※<2018年11月3日:情報更新しました>
こんにちは!那須です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、『中学受験|過去問でカンニングを予防するための親の役割』というテーマでお役に立つ情報をご紹介します。
子供のタイプにもよりますが、越えられない心理的な壁があります。
それは、出来ないことを認めたくない気持ちです。
特に、目指している志望校の過去問に初めて挑戦し、想定外の難しさに、できないという現実に直面したときです。
何と表現したら良いでしょうか・・
底知れぬ恐怖と不安が身体全体に一気に襲いかかってくるといった感じかもしれません。
子供本人にとってもこの上ないショックなのにも関わらず、ましてや、どんなときにも最も褒めて認めてもらいたい母親には、この事実はどんなことがあっても絶対に知られたくない・・とっさにそう思うものです。
そして、反射的にとる行動は「嘘をつくこと」です。
自分には志望校の過去問は全然大したことはない、といった等身大の自分ではなく、繕った自分を演じてしまうのです。
いったん嘘をつくと、嘘を嘘で塗り固めなければならず、結果、どういう行動に出てしまうのか・・?
それはカンニングという行為です。
どういうことか・・
いろいろなパターンがあります。
例えば・・
・過去問の答えを予め何処かで入手し記憶しておく
・子供自身で採点し、答案を書き換える
・試験中に塾のテキストなどを見ながら解答する
・・・
さらに、たちが悪いことに、カンニングをしてる行為に最初は罪悪感を感じていても、周りが褒めてくれることにより、作られた点数であるにも関わらず、いつしか自身の実力でとった点数だと完全に錯覚してしまうのです。
そうなると、麻薬と同じですよね。
カンニングをすることが常態化してしまうわけです。
そうなると、完全に泥沼にはまってしまい、負のスパイラルから抜け出せない・・そんな状態になってしまうのです。
その事実を誰も知る由がなく、受験本番を迎え、周囲の高い期待感とは裏腹に不合格という悲しい結果になってしまうわけです。
これは、実際に私の知っている家庭で起きた出来事です。
このような最悪の結末になることは、絶対にあってはなりませんし、何としても未然に防ぐことが必要です。
じゃあ、どうすれば良いのか・・?
大きく2つあると考えています。
1.子供に対して過度なプレッシャーを与えないこと
2.過去問を取組む時には親が試験監督に徹すること
過去問の完成度(=合格ラインを突破すること)は、極端な話を言えば、入試本番の前日までで良いのです。
最初のころは誰もが過去問の難しさに直面します。
仮に、模試の成績が昇り調子であったとしても、模試と過去問とはまったく別物なので、過去問ができないということは、別におかしな話でも何でもないのです。
出来なかったところを見つけることができたことを収穫だと捉え、そこを重点的に取り組んでいきさえすれば、一歩一歩ゴールに近づいていけるというように考えるべきです。
そうは言っても、大人の論理は子供には中々理解できないし、行動できないと思います。
以前書いた記事の中に“コーチングの技法”をご紹介したことがありました。
その中で、子供に過去の自身の成功体験を想起させ、僕は(私は)絶対にできるんだ!という確たる自信を想起させることが非常に大切であることをご説明していました。
参考になるかと思いますので、もう一度チェックしてみてください。
これから先、過去問を本格的に取り組むことになり、最初の壁にぶつかった時には、今回ご紹介した内容を思い出し取り組んでいただければと考えています。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!
絶対にできると信じて、頑張っていきましょう!
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